先生。いよいよイラストを売ってみたいと思うんですけど…
おぉ!いいね!
でも、売れるレベルのイラストが描けてるのか不安で…。
なるほど。売れるレベルか。よし分かった!今日は売れるレベルのイラストについて解説しよう!
ありがとうございます!
記事内容
- 売れるレベルのイラストとは
- 売れるイラストは何が違うのか
- 売れるレベルに見せるためにどうすべきなのか
- 効果的な提案方法と稼ぎ方
この記事の執筆者
イラストを描いているといつかはイラストを売ってみたい、イラストでお金を稼いでみたいそう思いますよね。
そんなときはじめて目の当たりにするのが自分のイラストが果たして売れるレベルのイラストなのかどうかということです。
今回はそんな売れるレベルのイラストとはどんなものなのか、また売れるレベルのイラストにするのは何をすればいいのか
を中心に解説していきます。
イラストをガンガン売ってお金を稼いじゃいましょう!
売れるレベルのイラストとは
売れるレベルのイラストはこれです!と神絵を見せられても、いや、あたりまえだろ!となってしまいますよね。
この章では売れるレベルのイラストとはどのようなものなのか筆者自身が初めてイラストでお金をいただいた時の実際のイラストを使って解説していきます。
実際に初めて売れたイラスト
こちらのイラストが実際に初めて売れたイラストになります。
金額は確か2000円くらいだったような気がします。
このイラストをみて皆さんこう思いませんでしたか?
「これなら自分にも描けそう!」
そう!これが現実の売れるレベルのイラストなんです!では、どのようにしてこのイラストが売れたのかその経緯についてみていきましょう。
イラストが売れた経緯
この誰にでも描けそうなイラストか売れた経緯として、最も大きかったのはココナラなどのクラウドソーシングアプリ、サイトに登録したことです。
これらのサイトは依頼者(絵を描いて欲しい人)とクリエイターを繋げてくれる仲介業者です。
サイトに登録することで一気に仕事に近づきます。
先ほどのイラストを見て「これくらいだったら描けそう」と思っ方で登録がまだの方は是非この機会に登録してみてください!
イラストが売れるかは売ってみないとわからないものね!!
筆者が登録していたのは、
ココナラ
【SKIMA】
ランサーズ
などで、
どれでもいいから売れてくれと片っ端から登録してました。笑
その中で今回のイラストが売れたのはココナラでした。
初めて依頼を受けたときはいくつかの資料画像が添付されたメッセージをアプリ内でもらいました。
内容は簡単に言うと指定したサイズで参考画像を元にイラストを描いて欲しい。と言うものでした。
何の変哲もない依頼メッセージでしたが、実はここに売れるレベルのイラストの答えが隠されていたんです。
売れるレベルのイラスト=絵が上手いではない
売れるレベルのイラスト=絵が上手いではなく、依頼者のイメージを再現する力のことです。
基本的に自由に描いてくださいという依頼はありません。
つまり、依頼者のニーズを満たすイラストが描ければそれが売れるレベルのイラストという事になります。
画力もニーズを満たす一つの指標ではありますが、依頼者はもともと何かしらの用途でイラストを発注します。
そこで描いてもらったイラストが上手いだけどイメージと違うものとうまくはないけどイメージ通りのものだったら明らかに後者を選びますよね。
このことから売れるレベルのイラストと絵が上手いはイコールではないことがわかると思います。
イラストを売るとは依頼者の要求を満たすこのなんだね!
売れるレベルのイラストはほかのイラストと何が違うのか
売れるレベルのイラストとはニーズを満たすイラストであることはわかっていただけたかと思います。
この章ではそんなニーズを満たすイラストは他のイラストとどのような違いがあるのかを解説していきます。
絵柄がイマドキ
依頼者のニーズを満たすイラストとして決定的に他のイラストと違うのは、絵柄がイマドキであるという点です。
依頼者の多くは流行に乗ったイマドキなイラストを見て発注しようとするので当然といえば当然ですね。
流行るってことはそれほどに需要があるってことだもんね!
仕上がりが丁寧
よく落書きのほうがいいねがもらえると言われますが、イラストを売ることに関しては仕上がりが丁寧である必要があります。
塗り残しや、はみ出しが多い雑に仕上げられたイラストは使い勝手が悪いからです。
丁寧なイラストはリピート依頼にも繋がるからね!
絵柄の描きわけ、構図にバリエーションがある
統一された絵柄の同じ構図でイラストを量産していても依頼は来ます。
ですがそれでは一方通行なんです。
どういうことかというと、絵柄を描きわけられたり、構図にバリエーションがあればこちらからの提案ができます。
つまり自然発生する依頼と営業で勝ち取る依頼の2つをどちらもとることができるわけです。
確かに!ただ待つだけじゃなく自分から提案できたら売れる可能性は高くなりそう!
そうだよね!この後に営業のしかたも書いてあるから参考にして見てね!
売れるレベルのイラストと思わせるための作戦
ここまで読んでいただけた方は、売れるレベルのイラストがどんなものなのかなんとなくわかってきたかと思います。
万が一売れるレベルに達していないと思ってしまっても大丈夫です。
この章では、売れるレベルのイラストに達していないイラストでも売れるレベルに見せてしまう方法について解説していきます。
販売メニューを書き込む
先述したココナラ等のクラウドソーシングアプリでの依頼者は個人の方が圧倒的に多いです。
個人の方は注文し慣れない方が多いので、より細かくわかりやすいようにオーダーメニューを書くことが大切になってきます。
これは実際に使っていたオーダーメニューになります。
書くのがめんどくさいという方はテンプレートとして自由に使ってください!
こうして個人の方の注文へのハードルを下げて上げると、自然と注文が舞い込んできます!
得意なことを伝える
売れているイラストは強みが確立しています。
それはかっこいいやかわいい、目がきれいなど様々です。
売れるレベルに達していないイラストであっても自分自身が一番こだわって描いている部分を得意分野として依頼者に伝えてあげることで、依頼者はよりイラストのイメージを固めることができます。
完成イメージが細かくなるほどイラストも売れていきます!!
多様な絵柄で描く
色々な絵柄で描くことで依頼者の選択肢を増やすことができます。
それに、多方面に依頼するよりも一人ですべて任せられるほうが依頼する側は圧倒的に楽です。
なので多くの絵柄でイラストを描けるということはほかの絵描きの持たない強みとしてイラストを売れるレベルへと押し上げてくれます。
自ら提案する
なかなか待っているだけでは依頼は来ないかもしれません。
そんな時は自分から提案するようにしましょう。
採用される確率は低いかもしれませんがほかのどの方法よりもイラストが売れるというゴールに一番近い方法です。
営業かぁ。ちょっとハードルが高いなぁ。
大丈夫!誰にでもできる効果的な方法があるんだよ!
効果的な提案方法
一言で【営業】といってもどんなやり方をすればいいのかわかりませんよね。
この章ではクラウドソーシングアプリ内において営業の種類と効果的な営業方法について深堀していきます。
提案方法の種類
イラストの営業方法は大きく分けて2種類あります。
それはプロジェクト形式とコンペ形式です。
プロジェクト形式
SKIMA リクエストについて
プロジェクトに対応できるクリエイターが提案し、集まった提案の中からリクエスト者が取引を行うクリエイターを選択して採用する方式です。
コンペ形式
提示した企画内容に沿った成果物をクリエイターが提案として提出し、集まった提案の中からリクエスト者が成果物を採用する方式です。
プロジェクト方式にしろ、コンペ方式にしろ提案前準備が大切になってきます。
提案前準備とは自分自身が依頼者の要求に応えられるか、ほかの絵師と比べて自身が与えられる付加価値があるのか等を事前に考えることです。
その結果勝算があるときに提案していきましょう!
採用したくなるメッセージの特徴
案件に勝算があると判断したら提案メッセージを送ると思います。
ここではより勝率を上げるために採用したくなるような提案メッセージの特徴について解説します。
プロジェクト形式の場合
- 応募条件をしっかりと読んでいる
- 予算、日程、作画スケジュールが記載されている
- ほかの絵師との差別化、付加価値がハッキリわかる
- ポートフォリオや実績を交えて提案している
- 簡潔に書かれている
- 熱意が伝わる
- 文字テンプレを使っていない 等
コンペ形式の場合
- 応募条件をしっかりと読んでいる
- 依頼者が求めていることを理解している
- イラストが内容にあっている
- 熱意が伝わる
- 文字テンプレを使っていない 等
これらの特徴を意識して依頼に対して真摯に向き合った内容のメッセージを送れれば採用される可能性も高くなると思います!
提案の種類と営業方法を活用してガンガンイラストのお仕事を獲得していこう!
効率的な稼ぎ方
売れるレベルのイラストについてや、実際に売れ具体的な方法を解説してきました。
この章での話はその先のイラストが売れたときの話です。
先に言っておくとイラストで稼ぐということは非常に効率が悪いです。
数十時間かけて描いたイラストが数千円から高くて数万円です。
そんなブラック労働を打破すべくイラストの効率的な稼ぎ方を紹介したいと思います。
修正で稼ぐ
イラストの依頼では基本、ラフ、線画、ベースカラー、完成などのタイミングで依頼者に進捗に修正がないかを確認してもらいます。
この修正が案外労力を費やしてしまうんです。
なので効率を上げるためにこの修正は有料にしましょう。
ラフ確認後のポーズや構図変更、線画確認後の修正、ベースカラー確定後の色の変更等
段階的に区切ってもいいかもしれません。
相場は修正にかかる作業量に合わせて変動させるべきですが、500円~1000円の間が多いです。
差分で稼ぐ
「差分」とは”別バージョン”の意味ゲームやアニメなどの業界では、「差分」はオリジナル作品から派生した別バージョンのことを指します。
「差分」の意味とは?IT業界・イラスト・数学での使い方を解説
イラストの依頼が舞い込んできたら、差分の有無を聞きましょう。
表情差分、ポーズ差分、背景差分などありますが、イラストを一から描き起こすよりも圧倒的に楽に早く描くことができます。
これも作業量に合わせて変動しますが、500円~に設定しておくと注文しやすいかと思います。
データ販売で稼ぐ
圧倒的効率を求めるのであれば、DLsiteやメロンブックスなどの同人誌販売サイトに登録し、描いたイラストを複数枚(差分でも可)あわせてデータとして販売することをお勧めします。
データ販売であれば商品を登録した後は半自動的に売れていくので自分自身は次の作業に集中できます。
ちなみにこれが実際に筆者がDLsiteに登録した作品の収益です。
正直実験的に登録した作品だったのでそこまで収益は多くないですが、今でもたまに売れたりしています。
このようにコンスタントに売れていく作品がたまっていけば、月に数万円の不労所得を得ることも可能だと思います!
不労所得ほし~。
まとめ
- 売れるレベルのイラストとは依頼者のイメージを再現できたイラストのこと
- 売れるレベルのイラストは仕上がりが丁寧で絵柄や構図が豊富
- 売れるレベルのイラストに見せるためには依頼者の立場から考えるとわかりやすい
- 効果的な提案方法は
- 効率的な稼ぎ方はイラストオーダーであれば修正や差分、自作イラストであればデータ販売が効率的
今回は売れるレベルのイラストとはということで解説させていただきました。
イラストを売ることに迷っている方いたらこの記事を読んだあとすぐにクラウドソーシングサイトなりデータ販売サイトなり登録してみてください!
最初の一歩が一番重要ですから!
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