どうも自称イラストレーターのRとCと申します!
今回はアタリの取り方について解説していきたいと思います!
その前にまず、アタリを取ることで得られるメリット
のお話です!
アタリを取ることで得られるメリットは3つ!!
・イラストの立体感が増す
・イラストの質がぐんとあげる!
・作業時間の短縮
以上3つのメリットを得るために今日は
ーそもそもアタリとはー
そもそもアタリとは、イラストの骨組、設計図みたいなもの、主にイラストの初めにラフ画を描く際に用いられるものです。
稀にアタリ、ラフを取らずに 一発描きをする方々もいますが、そういった方々は私たちの想象を遥かに超える程のイラスト・マンガを描いてきている方々だと思いますので
初心者の方は絶対にに マネしないでください!!!
今もお話しした通り、アタリとは人体の設計図のようなものです。
なので 、一度にすべて話しきることは到底できません。話したとしても情報が膨大すぎて覚えられません(笑)
なので今日は頭部のアタリの取り方に絞って話を進めたいと思います!
ー頭部のアタリの取り方ー
ということで早遠アタリを取ってイラストを描いていこう!
ってことなんですが、
アタリの取り方知ってますか?
はあ?なめてんのか?
アタリ取り方くらい知ってらぁ!!
十字を描いてっと ...。
個人によって描き方は様々なので、完全な間違いではないのですが…。
ーアタリ線の意味、役割ー
まず、アタリ線の意味、役割を解説していきます!
横線・主に横はば 、目の位置、顔のふくらみを表現するための線。
縦線・主に顔の長さ、頭身を表現するための線。
となっています!
その他にりんかく線と三種類の線で出来上がっていることを踏まえてアタリを取ってみましょう!
そして実際にアタリ取ってみるとわかると思いますが、ただの十字線だけでは立体的に描くことはできないはずです。
その理由は後程!!
すこし話が飛ぶのですが、
人が目で物を視認する原理をご存じでしょうか?
人は光の反射によって物体を視認しています。
この原理原則は本日お話しているアタリの取り方という話の域を越えて イラスト描くうえでめちゃくちゃ大切な原理です!!
テストにでます(笑)
話がそれましたが
光の反射で物を視認しているということは、物体には光を反射させる
『面』があるという ことです!
物体それはすべて『面』の 集合体なんです!
とここまで長々と物のみえる原理原則について理科の教師並みに熱く語ってきましたが
今回はアタリ取る!
というお話なので
これら意識しながらアタリをとっていきましょう!
するとさきほどのような単調な十字線はうまれないはずです。
なぜなら人の頭部はものすごく複雑な面の集合体だからです。
そんな複雑な人体のアタリを取るのは非常に難しい
なので今日は人体(頭部)をものすごく簡略化させました。
簡略に簡略を重ね
人体(頭部)を10個の面に分けました!!

※繰り返しますがめちゃくちゃ簡略化してますので人体のアタリを正確に取りたいという方には向いていないかもしれません。
いくぶん分かりやすくなったのではないでしょうか
パーツの数は個人の描きやすさ、 角度向きによって変えてもいいです!
あくまでも基本的なパーツという認識で聞いていただければと思います!
10個のパーツを向き、角度を変えて描いてみました
こんな感じでより立体的な アタリをとることができると思います!
このすばらしいアタリからすばらしいイラストを描いていきましょう!
今回はこの辺で